2021/06/29(火) 16:30 0 0
あまり人に付けるイメージがなく、自力勝負を貫いてきた木下章に心境の変化があった。
「単騎だとどこのラインの3番手、4番手もあると思って単騎でレースをしていたけど、その考えだと緊張感がなくて気持ちが入らない。そのせいでワンテンポ遅れることがあってレースになっていなかった」と振り返る。
「それに今まで自力自力って言ってきたけどたいした自力なんて出せていなかったしね(笑)。それならせっかく目標がいるレースは付こうかなと思って」と話す。
しかし番手戦は難しいようで「見ている世界がまるで違う」と本人も頭を悩ませている様子。
そんな木下にとって明日は最大のチャンスが訪れた。大本命浅見隼の番手を回れる番組に。
「初日、3番手を付いたけどえげつなく強かったね。俺が若いときでもあんな強さはなかったよ(笑)。人の後ろのレースに関してはまだド新人。余計なことは考えずに浅見君の後輪だけをみて付いていく」と力強く締め括った。(アオケイ・石濱記者)