2024/02/17(土) 18:30 0 1
千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で17日から「PIST6 Championship」の「フォースクォーター・ラウンド38」が開催されている。7R二次予選に出場し1着の山田義彦に話を聞いた。
前検日に「今はセッティングの迷いの森に入ってしまっている」と言っていた山田義彦だが、タイムトライアルでは10秒490(手時計)で第6位。まずまずのタイムだった。
PISTでは常にセッティングの修正に余念がない山田。今回も修正してきたが、一次予選を終えて話を聞いてみると「ショートでの車の出が悪い。修正するかどうか迷うが、ちょっと今回はこのまま走ってみたい」と話していた。続くナイトではラスト2周前から踏み上げて一気に前団を飲み込む力強い走り。
「デイの感じが一息だったので、どうかと思ったけど走って自転車のセッティングが馴染んで来た感じ。出脚はそれほどでもないんだけど、最後の伸びが出てきた」と好感触に思わず表情が緩む。
最近は末が甘くなることが課題と話していた山田だけに、後半にかけて粘れるセッティングを手に入れたのは大きい。「これによって走り方も多少変わってくると思う。セッティングの弱点は脚や技術で補って、セッティングの良いところを生かす走りをしたい」と準決に向けて意気込んでいた。(アオケイ・真島記者)