2021/06/25(金) 18:00 0 0
本来ならV候補の一人に上がってもおかしくない菅田壱道。ところが、今年は1着が2回だけ。精彩を欠いている。「去年の暮れに、ウエート中に背中を痛めてしまって…。それからずっと良くない。ちょっとずつ良くなっているけど、去年までと比べたら程遠い。今は耐えるしかない」。
久留米は2009年の開設60周年記念で記念初V。2018年にはFI戦でもVを飾り、昨年3月の「国際自転車トラック競技支援競輪(GIII)」も優勝。ドル箱バンクといってもいいくらいの相性の良さを誇る。
「そんなことを言っていられる状況ではないけど、気持ちだけは切らさないように、と思っています。腐ったら終わり。何回か心が折れたけど、先輩や同期、家族が支えてくれて、まだ踏ん張れている。現状を受け入れて、今できることをやるだけです」。
調子が良くない中でも、宮杯の最終日に白星をゲット。今節の最終日には、レインボーカップ・チャレンジファイナルで弟の菅田謙仁も出走する。相性抜群の地で、きっかけになりそうな材料がそろっている。復活ののろしをあげられるか注目したい。(netkeirin特派員)