2021/06/25(金) 17:00 0 2
10Rの東日本ラインは野口裕史-勝瀬卓也-山田敦也の並びとなった。まず口火を切った3番手を回る山田は「野口も同じ北海道出身。小学生の時から知っていて、その時はお互いに同じ相撲道場に入っていて一緒に全道大会にも出場。中学校は別になったけど、お隣の学校だったからね。で、函館工業高校に入ったらクラスが隣同士。そして結局、お互いに競輪選手。腐れ縁ですよ。まあ、しょうがないから野口の3番手を回ってやりますよ(苦笑)。以前に番手や3番手の連係は何度かあるけど、まだ野口が覚醒する前の話」と語る。
一方の野口は「しっかりアイツにもチャンスがあるようにというか、俺の先行パワーがどれだけ凄いかアイツに見せつけてやりますよ」とこちらも負けず劣らずの物言い。
とはいえ、野口は自分の状態面に関して語りながら「前走後は千葉の250バンクに入って練習してきた。周りのみんなはカントのキツい250バンクを走った後だと、普通のバンクは走り易いって口を揃えているので、俺もそれにあやかりたいですね。自分の不安はないので、勝瀬さんも含めてラインできっちり決められれば。山田とは何回かあるけど、今までは自分が失敗して上手く決まっていないので、その辺はしっかりやりたい」と最後は仲の良さを垣間見せるように山田の事を気にかけていた。
ラインの先頭と3番手となった幼なじみの2人がきっちりラインの絆を見せられるか注目だ。(アオケイ・渡辺記者)