2024/01/26(金) 16:00 0 6
いつものように新山響平が前受けから突っ張ると、別線は手も足も出ず。北ラインで上位を独占し、番手差しを決めた渡部幸訓はこれが節目の300勝目となった。
「新山君が自分とオギ(荻原尚人)が離れないように気遣ってくれました。良いペースだったし仕事をする場面もなかった。初日の感じだと追走できるかどうかが不安だったのでホッとしました。初日後に思い切ってフレームチェンジしたんですけど、こっちの方がアタリがよかったです」
地元記念での節目達成に、連係した新山や荻原がお祝いの言葉を投げかけたが、本人は「勝利数は本当に意識していないんですよね」と頭をかいた。
「これが500勝間近とかだったらちょっとは意識するかもしれないんですけど(笑)。今は勝利数より、ダービーの特選スタート(の賞金)が懸かっているので、そっちの方が気になります。それでも(節目を達成して)気持ちはフラットになった。準決が大事になるので、ひとつでも良い着を取って1円でも賞金を積めるように頑張ります」と準決、そしてその先への意気込みを語った。(netkeirin特派員)