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【桜花賞・海老澤清杯】郡司浩平「優勝だけ目指して頑張ります」

2024/01/17(水) 17:30 0 32

川崎競輪「開設74周年記念・桜花賞・海老澤清杯(GIII)」は18日、初日を迎える。12Rの初日特選を走る郡司浩平に話を聞いた。

連係する北井佑季郡司浩平(右)

 昨年、2020年からその座を守ってきたS級S班の座から陥落し、捲土重来を期す1年となる。新春1発目の岸和田Sは連日、自力で戦い貫禄を示す3連勝で好スタートを切った。「いつも通り、行ける所で仕掛けるっていうスタイルを崩す事無く走れました」と慣れぬ7車の感覚も何のそのだった。

 昨年11月の小倉GI「競輪祭」でS班陥落が決定すると、郡司は12月のあっせんを断り1か月以上もの間、オフを取った。決して遊びほうけていたわけではなく、それもこれも今年に向けた準備期間として必要なものだった。

「せっかくあっせんを頂いていたのに申し訳なかったですが、自分の中でひとつの区切りを付けたかったです。気持ちを落ち着かせて、考え方を変えたかった。特に練習方法を大きく見直すとかじゃなくて。だから、グランプリもお客さんと同じ目線で見ていましたよ(笑)。推理をしたりしてこういう経験が次に生きればいいなと思って」と身も心も仕切り直しサラな気持ちで新年を迎えた。

 そして当開催がやってきた。これまで4Vを誇る地元エースとして絶対に負けられない大会だ。初日特選は深谷知広がいたものの、ここは北井佑季に前を託し、3番手は同じく神奈川同士の松谷秀幸が固める事となった。

「深谷さんらみんなと話をしました。深谷さんのS班としての立場もあるし、意見を交えて決めさせてもらいました。別線は寂しいですが、戦う以上は力勝負がしたい。優勝だけ目指して頑張ります」と力を込めた。地元の大黒柱として突っ走る責任の4日間が始まった! (netkeirin特派員)

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