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【PIST6】いざ巻き返しへ! 鈴木浩太「勝ちグセが付いたはず」

2024/01/07(日) 21:45 0 1

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「フォースクォーター・ラウンド32」が7日、最終日を迎えた。3度目の優勝を飾った地元の鈴木浩太のインタビューをお届けする。

3度目の優勝を飾った鈴木浩太

 レースが動いたのは残り2周半。後方の動きを警戒しながら2コースの鈴木浩太が踏み込むと、棚瀬義大、更には塩崎隼秀が上昇。ホームを目掛けて塩崎が一気に仕掛けると、番手に鈴木がハマって3番手に棚瀬。その外を荒川仁が仕掛けるが、前団はハイペースで出切れず。最終バック、鈴木が冷静に番手から捲りを打って優勝ゴール。2着に荒川、3着は戸田洋平

 鈴木は「びっくり。ペーサーが外れて誰も押さえに来なかったので、先行しようと思ったところで塩崎君が仕掛けてきた。上手いことハマって、展開が向きましたね。その後もずっと踏みっぱなしで緩むこともなく、詰まったところで捲りに出た感じ」とレースをふり返る。

(左から)荒川仁鈴木浩太戸田洋平

 3度目の優勝、約1年3か月ぶりの美酒に「前回の優勝は1年以上も前だし、決勝も意外と外している。届きそうで届かなかったので嬉しい。今回も8月以来の参戦だったし、良い意味で久しぶりだったから予選も思い切って仕掛けられた部分はあると思う。あとは、しっかり気持ちを入れて練習していたのも良かったのかな」と話す。

 大人びている印象がある鈴木だが、デビュー3年目。S級特昇は119期では5番目と早い方だったが、近況の競走得点は下降線をたどって100点を切った。

「昨年は試行錯誤の年。時間はかかったし、だいぶ点数も下がったけど、要因は“フレーム”だと分かった。ここからですね。新年一発目が4連勝、勝ちグセが付いたはず。上で戦うには何かが足りないとは感じているけど、かけ離れている感じではない。まずは次走の和歌山記念(GIII)で準決勝に勝ち上がりたい」

お笑い芸人「ジョイマン」のパフォーマンスを披露する鈴木浩太

 先輩たちの無茶ぶりも何のその。表彰台ではお笑い芸人・ジョイマンのパフォーマンスで場内を沸かせる強心臓。最高のスタートをきった鈴木が、ここから上昇気流に乗せて巻き返しを図る。(アオケイ・八角記者)


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