ーー2開催連続、完全優勝おめでとうございます！　今回のレースはいかがでしたか？

藤井:ありがとうございます。最初に(6コースの)安彦君が動いたのが、見えたので田口君がすかさず来ると思ったけど、(師匠でもある)水谷さんがそっちに切り替えたのが見えたので…ちょっとビックリしてしまって(苦笑)。

ーーそこで一回立て直してからという感じですね。外に持ち出したのが残り1周半で出きったのが最終3コーナーくらいと結構出切るまでにかかりましたね。

藤井:そうですね。ちょっと緩んだところで仕掛けたつもりだったけど、田口君に併せられて…。田口君の後ろも車間が結構空いていたし、前まで遠かったので結構ギリギリでキツかったですね。水谷さんも外に持ち出そうとしていたのも見えていましたし。現行競輪だったら確実に飛ばされていますね(苦笑)。それでも前を見て真っ直ぐ踏みました。

ーー今回は前回に続いての完全優勝。準決勝では時速70キロのスピードも出て、表彰式ではデキ過ぎとのコメントもありましたね。

藤井:今回はタイムトライアルから1位スタートをして、かなり警戒されている中だったと思うので、その中で勝てたのは良かったですね。

ーー今年最後の開催ということになりましたが、来年に向けての目標だったりを聞かせて頂いてもよろしいでしょうか？

藤井:んー、そうですね…。やっぱりPIST6は連勝というか1着を伸ばし続けていきたい。現行競輪ではF1戦の優勝をしたいです。師匠と一緒に練習をして2人で強くなりたい。あとは中部を引っ張っていける存在にもなりたいですね。