2023/12/29(金) 09:00 0 2
立川競輪で28日、「KEIRINグランプリシリーズ」が開幕した。29日に行われる2日目は10RまでS級シリーズ「寺内大吉記念杯競輪」、メインとなる11Rで「ガールズグランプリ」が行われる。30日のグランプリ本番に向けても資金調達を狙いたいところだ。ここでは2日目に行われる各レースの主な出場選手を紹介する。
1R〜4RはS級一般戦。点数上位は久保田泰弘で、川口雄太に前を任せる。中四国コンビの後ろを長崎の井手健が固め、北日本と関東もそれぞれ3車ラインとなった。
柴崎俊光が点数上位で、前を回るのはバック数16本の竹内雄作。3番手を伊藤勝太が回り中部は3車。熊本の曽我圭佑に中四国2人が、南関2人に栃木の坂本将太郎が付きこのレースも3分戦。
九州2車が点数上位で、バック数16本の青柳靖起と松川高大のコンビ。中部は横関裕樹を先頭に3車となった。北日本と関東も2車ずつの連係。
宮城の櫻井祐太郎に河野通孝と内田英介が付いた3車が優勢。中近3車と福岡コンビに神奈川の奥原亨が付いた3車の3分戦。
5R〜7RはS級選抜戦。千葉・染谷幸喜の番手を回る尾形鉄馬が点数上位。バック数は染谷が15本、山口の渡口勝成が18本。渡口の番手には湊聖二、3番手を福岡の渡邉豪大が回る。中部は橋本優己-谷田泰平の岐阜コンビと単騎の宮越孝治に分かれた。
点数上位は熊本の塚本大樹で、前を積極型の城戸俊潔が回る。北日本は小原丈一郎を先頭に3車、東京コンビの後ろに静岡の大塚英伸が付く。
静岡・大石剣士の後ろに阿部力也・須永優太の北コンビが付け、点数上位3名が連係。近畿は小松原正登を先頭に自力ある3車が並ぶ。
8R〜10RはS級準決勝。初日特選で1着の南修二が3番車に入り、予選1着の中釜章成の番手につける。3番手を鷲田幸司が固め近畿は3車。ほかは取鳥雄吾-井上昌己、河合佑弥-佐々木悠葵、佐々木眞也-新山将史という構成。
関東は立川記念Vの森田優弥を先頭に高橋築、雨谷一樹が続く3車連係。近畿は三谷竜生-村上博幸のグランプリウィナー連係、四国と九州もそれぞれ2車で並ぶ。
初日特選でいい動きを見せた嘉永泰斗は園田匠とタッグ。南関は渡邉雄太-岡村潤、関東は小林泰正-鈴木竜士、中国は山本奨-増原正人とそれぞれ2車で連係する。岐阜の長谷部龍一は単騎でコマ切れ戦となった。
2日目メインはガールズグランプリ。GIを制した児玉碧衣、佐藤水菜、梅川風子を筆頭にトップガールズレーサーが顔を揃える。脚力上位は世界で活躍する佐藤だが、大一番でも堅実に結果を残した精鋭たちの抵抗は必至。レースでの緻密な駆け引きは見逃せない。