2023/12/27(水) 19:00 0 15
立川競輪場の「KEIRINグランプリ2023」シリーズが28日に開幕。11Rのヤンググランプリを走る太田海也に話を聞いた。
11月の競輪祭で初のGIファイナルへ勝ち上がるなど飛躍の1年だった。来年、ナショナルチームでパリ五輪を目指す二刀流は、競輪への興味も深い。
「競技も漢字の競輪も充実した1年でした。デビュー当初は力だけで勝つ、みたいな走りが多かったけど、最近は流れの中でレースができるようになってきた。まだまだですがそこに成長を感じましたし楽しい。それもラインの皆さんに助けられたおかげです」と、相手との駆け引きや流れへの対応力、そして仲間との信頼関係を深めるなど競輪選手として必要なものを身に着け、日々成長している。
レースは岡山同士の山根将太に前を任され自力勝負。情け無用の一発勝負だけに狙いに行くのは当然の事だ。
「競技はいつも単発ですから、そこは意識しています。直前はナショナルチームの合宿で沖縄へ行き、ものすごく練習してきた。競技の自転車が進む時は競輪も進むので、前で戦って勝ちたい!」と一撃必殺の痛快弾でゴールを突き抜ける。(netkeirin特派員)