2023/12/25(月) 16:45 0 4
半年で30名が強制引退になる競輪界。中塚記生は前期に続き、今期も、このボーダー付近。現状、ボーダーより少し上にいるが、最後の最後で逆転されるケースも多い。
中塚記生は「やるだけやって、それでダメなら仕方ない。奈良ミッドでボーダーの人たち(舟元権造・西田潤・佐藤拓哉・小峰一貴)が走っているけど、あまり気にしないようにしている。もちろん、外野の声はよく耳にするけどね(苦笑)」。
初日4着で準決に進出したが、もし、勝ち上がれなかったら危ない状況だった。とは言え、53歳の大ベテランは昔から強かった。
「記念は5回優勝、FIは12回優勝している。特別競輪の決勝も2003年の平塚ダービーで乗ることができた。GII(当時のふるさとダービー)の決勝も2回乗った。だけど、吉岡稔真君の番手で、小橋正義さんや、豊田知之君に競られている。当時、今と違い、中四国には先行選手が少なかったので」
眠れない夜が続くかもしれないが、勝負強さを発揮する。(町田洋一)