初日は完全な失敗レースで大敗してもおかしくない展開だったが、なんとか踏ん張って4着。

「1センターの接触で前輪がブルブル。どうしよう、どうしようって、1人でずっと焦っていました。ほんと落車するかと思ったし、あぶなかったです」

　地元の前橋は今回で4回目になるが、「デビュー戦で1着が取れたけど、よかったのはそれだけで、次の開催は落車、その次は755と散々で、今回は接触。走るたびに毎回何かが起きるからこわいです(苦笑)」と言う。

　デビュー1年半で地元の前橋が苦手バンクになってしまったようだが、年齢を見るとまだ20歳だし、どこかでキッカケをつかみ自信をつければガラリと変わるはず。2日目の予選②はまたしても1Rで車番も同じ3番車。「次はしっかり確定板に載れるように」と気合を入れ直してレースに挑む。(アオケイ・長谷川記者)