一次予選6着で二次予選進出を逃した牧剛央。2日目はライン3番手からゴール前で中を伸びて1着。レース後のインタビューでは胸の内を吐き出した。

「とにかくラインのおかげ。先頭で頑張ってくれた兼本(将太)君も、番手で別線の捲りを止めた(松尾)信太朗も。2人のおかげで自分は3番手でじっと脚を溜められた。自分だけ脚を使っていなかったので。昨日の夜は泣きそうでしたよ。昼はね、みんなとしゃべっていて作り笑いしたりしたけど、夜はキツかったですね。それに、今日の朝起きて"まだ初日しか終わってないのか〜"って。勝ち上がれなかったら長いんですよね。初日は今思えば入れ込み過ぎちゃってたかな。今日の1着でちょっと救われました」

　4年ぶりの地元記念参戦。50歳になっても地元記念は格別なのだろう。勝ち上がりを逃したが敗者戦でも大事な戦いだ。ちなみに前回の地元記念も初日6着で2日目は1着だった。

「もう(状態の)いい時と悪い時が日替わり。あと2日、なんとか頑張りたいね」

　ちなみに前回の地元記念、6、1の後は2着だった。今回はどのような結果になるのだろうか。(netkeirin特派員)