2021/06/16(水) 17:30 0 2
満を持して挑む地元大会で、初タイトルへ向けて古性優作が入魂の4日間に挑む。「全体的な出力アップにで成功してスピードの出が良くなった。ダービーへ向けてやってきたことの続きを詰めている感じです」と順調そのもので「最近は先行させられる展開が増えていたが、むしろラッキーと思っていた。だって、実戦で踏める距離が伸びるから脚が付くし」と余裕すらただよう。
普段は慎重なコメントが多いが「一番いい景色が見たい」と宣言。最終日、表彰台のテッペンを目指した。
一方で、稲川翔はわき立つ思いをこらえてクールに本番を待っている。函館記念(五稜郭杯争奪戦)で痛恨の落車失格を喫したが「思ったより長引かなかった。2日間ぐらい休んで練習を再開した」とのことで軽傷を強調した。
「念のために全プロを一本休んだが体は何ともない。時間を取れたし今回、やり残したことはないぐらい。新しい地元バンクで気持ちを一新して走りたい」と腕ぶす。
現在、299勝と節目達成に足踏み状態が続くが「今開催中ってぐらいですね。意識はしていない」とここも自然体だった。(netkeirin特派員)