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【PIST6】珍しい捲りを披露した徳田匠「自分が迷子になりました(苦笑)」

2023/12/01(金) 08:00 0 1

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」のの「サードクォーター」が30日に開幕。2日目の準決勝B(5R)に出走する徳田匠に話を聞いた。

「デイ(一次予選)のキツさに比べたら全然楽でしたね」と話す徳田匠

 今節は機動型が多く集まり、予選から激戦が繰り広げられていた。一次予選では中川誠一郎を振り切る先行で魅せ、白星発進を決めた徳田匠が連勝で準決勝へと駒を進めた。

 一次予選では中川が3番手にいる状態で先行していたのだが、レース後には「出きってからはペースには入れていたけど、(中川が)いつ・どこから仕掛けてくるか分からないし、立ち漕ぎが出来なかった。後ろの様子ですか? 見る暇もなかったので、ただひたすら前だけ見て走っていたので、キツかったですね…」と出し切った様子だった。

 打って変わって、二次予選では同型不在といったメンバー構成。そのためか構えて構えての残り1周半からの5番手捲り。同型こそいないが、逃がされる形となった前反祐一郎はPIST6ではタテも存分に発揮しているし侮れない存在。コーナーがすぐに来る250バンクでは捲りはリスクになることも多いのだが、最終2コーナー辺りで出切った。

「前に出ていないとソワソワするんです」と言って、いつも長い距離を踏んでいる徳田は二次予選終了後。

「いつもやっていないから、車間の開け方や間合いの取り方がよく分からなかったですね…。自分が迷子になっていました(苦笑)」と仕掛けは決まったものの、苦笑い。

 それでも「デイ(一次予選)のキツさに比べたら全然楽でしたね」と新たな発見(?)もあったようだ。

 徳田は3Vの実績があるが、その中でも河端朋之を倒したりと最近ではキラー的な存在にもなりつつある。まずは準決勝突破から優勝を勝ち取りたい。 (アオケイ・宮本記者)

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