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【PIST6】今年のマスターズを振り返る市本隆司「来年は前反君も…(笑)」

2023/11/30(木) 08:45 0 1

千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「サードクォーター」が30日、初日を迎える。2Rの1次予選Bに出走予定の市本隆司と4Rの1次予選Dに出走予定の前反祐一郎に話を聞いた。

ベテランの広島コンビ・市本隆司(左)と前反祐一郎

 市本隆司は前回のPIST6(9月23日、24日開催)の後にマスターズ世界選手権(イギリス・マンチェスター)を走った。参加した種目は昨年初挑戦で初優勝したスプリント(50〜54歳)に加えてタイムトライアル(50〜54歳)の2種目。スプリントでは惜しくも銅メダルとはなったが、表彰台入りを決めた。

「前回は初めてにしては思ったより走れたし、何とかいけるかなという感覚。それでも決勝に上がれたのは戦った相手が降格、降格で恵まれて決勝に上がれた。今回も1年ぶりだけど、少しはやれるじゃろうと…。ただ、相手に上手くやられたね(苦笑)。今回は全然歯が立たなかったよ。相手は相手で去年、自分に負けているから始まる前からバチバチしていたよ(苦笑)」と苦笑いを浮かべながらも表情は清々しく見えた。

 そして本当は同じく参加予定も落車により参加を見送った前反祐一郎がやって来た。前反はアマチュア時代から競技経験豊富でスプリントを得意としていた(国体での優勝経験もある)。

「来年は前反君が参加ですよ」と市本。対する前反は「もう無理やって…。この年じゃ、昔みたいにテクニックどうこうでどうにかなるもんじゃないでしょう?」というやり取りも。

 市本からも記者からも来年はマスターズに出るんでしょう? という熱い視線に「外堀から埋めていくのはダメよ(苦笑)」と言っていたが、市本は後輩の背中を押したい様子だった。

 今開催は若手の勢いある機動型が多く集まった開催だが、市本も前反も50代とは思えないほど、若々しく力強い走りをPIST6で魅せている。ベテランの広島コンビが年齢を感じさせない走りで今節を盛り上げていく。(アオケイ・宮本記者)

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