9月以来、2回目のPIST6参戦となる藤井は「前回の決勝は経験値の差が出ちゃいました。でも今回はPIST6での上積みがあるはず。前回の競走でフレーム代はほぼほぼ回収できたので、今回は前後輪代の45万円をしっかり回収したいですね。メンバーはかなりエグいけど、気持ちは優勝を狙いたい」と気合が入っている。

　その藤井は競輪でも活躍を見せているが「しっかりカマせるようになったのが大きいですね。ただカマした後の脚が残っていないので、まだまだ最後はタレちゃうんですけどね(苦笑)。このPIST6でもしっかりカマして、最後まで踏み切れる脚を見せられればひと皮むけてくると思う」と語ってくれた。

　タイムトライアルで出したタイムは10秒345。前回のタイム(10秒612)を上回るタイムを叩き出した。

　本人は「まだまだ駆け方が分かっていないけど、それでも自己ベストを出せましたからね。前回は4.50のギヤで走ったけど、今回は4.85にしました。それも良かったと思うし、十分に伸びしろはあると思う。1次予選からは行けるところがあれば、どこからでも行ってやりますよ！」と強気なコメント。(アオケイ・渡辺記者)