別府を1本休んで今シリーズに臨んでいる今岡徹二だが「松戸、青森と移動疲れのせいか体調を崩してしまい別府を欠場。同時に脚が落ちている感じがあったのでメリハリのある練習をしてきました」と仕上がり自体に問題はなさそう。

　初日特選では話し合って久樹克門を目標にしたレース。久樹は捲り追い込みで2着まで届いたが、今岡はコースを迷っての5着スタート。

「巴さんの動きが分からずコース取りが難しかった。脚はまずまずです」とレースを振り返る。

　追い込みにスタイルチェンジをしている今岡だが、準決勝は丹波靖貴に任され自分で動く番組となり「基本は追い込みでやっていきたいけど、まだバックも逃げの決まり手もあるので東に来ると自分でやる番組もちょくちょく。コメントは「前々」だけどヨコも含めた総力戦です」と教えてくれた。

　今岡というとS級でバリバリの先行だったイメージが強い。ただヨコの動きも弱くないし、縦横無尽な走りで準決勝突破を目論む。(アオケイ・松野記者)