2023/11/24(金) 20:15 0 7
これぞ森田優弥! という走りで難局の二次予選を突破した。後ろ攻めから一度切ってレースを動かすと、叩きに来た太田海也を受けて打鍾で3番手を確保。そしてホーム手前で先に仕掛けると、太田の番手の清水裕友を外から一発でキメて、番手奪取に成功。別線を寄せ付けず逃げ切った太田に続いて2着に入線し、準決の権利をつかんだ。
アグレッシブな走りでの二予突破を喜んでいるのかと思いきや、レース後「力不足」という言葉を繰り返した。
「(あの展開の作戦は)全然なかったんです。(鐘4角で)前が流していたし、(伊藤)颯馬君が後ろから来ると思ったので、被る前に仕掛けようと叩きにいきました。でも力不足で叩けず…。力の差を感じました」
本人は悔しそうだが、どんな展開でも臨機応変に対応して結果を出せるのが森田の強みだ。この長所は、相手が強くなればなるほど大きな武器になる。
準決勝もデンジャラスかつアグレッシブな走りでGI初優出を目指す。(netkeirin特派員)