2021/06/13(日) 19:15 0 0
チャレンジ予選4Rは、北海道の大澤哉太と群馬の鰐渕圭佑が地区で言えばそれぞれ一人。鰐渕は迷うことなく「空いているなら大澤君に付けます」とコメントした。
大澤は付いてもらう事が分かると「敵だったら嫌だけど、味方なら心強い。自分でよければお願いします」と鰐渕にひとこと挨拶をし、北海道と群馬県の"即席ライン"が完成した。
そこで大澤に話を聞いてみた。「前回の前橋(山口シネマ杯)の準決で単騎戦だったけど、気持ちの入り方が全然違いましたね。田村武士さんと併走になったとき、後ろに誰か付いていたら意地でもキメにいったけど、単騎だったし誰にも迷惑を掛けないからいいかなって思って粘れなかった」と単騎のレースを振り返る。
「でも、ラインができるならそういう訳にはいかない。しかも鰐渕さんは78点ある追い込み選手だし、積極的にレースを作らないと。迷惑は掛けられないし」と表情が引き締まる。別線機動型は小坂元と平川で両者共に自在型。即席ラインとはいえ、大澤が懸けて鰐渕が恵まれる展開が目に浮かぶ。(アオケイ・石濱記者)