8月の佐世保で落車した小原将通は、今回が復帰3場所目。復帰戦となった地元シリーズの初戦こそ2着に入ったが、その後は苦戦が続いている。ただし「体はもう大丈夫なんですよ」と言ってニコッと笑った。

「(地元戦の準決勝の)梅崎隆介君の3番手を回った時は離れてしまったけど、あとの着が悪いのは展開によるものが大きい。大本命の番手を回ったのに共倒れとか、前が仕掛けなくて何度もバック踏んで終わったりとか(苦笑)。練習では10秒台のタイムが出ているし調子は良いと思うんです。あと、夜型人間なのでミッドナイトも自分には合っていると思います。初日は3番手ですけど、チャンスがあれば1、2着まで突っ込みたいですね」と頼もしい言葉を並べた。

「ここ2場所で6点くらい落とした(苦笑)」ため直近の点数は82点台だが、本人の談話を信じるなら88点くらいの評価が必要か。点数以上の脚を持つ小原をしばらく追い続けても面白いかも？(netkeirin特派員)