2021/06/11(金) 19:30 0 2
福井競輪「大阪・関西万博協賛競輪(GIII)」は11日、二日目を開催した。10Rを制した柴崎淳に話を聞いた。
10Rは吉田茂生の仕掛けに乗ってワンツー。両者の連係は前回の岸和田で2回ありワンツーはなかった。「それ(岸和田)もあったしワンツーが決まったのが何より。吉田君には早めに行っても決まるか微妙なので、巻き返す展開でいいよと言っていました。その通りの展開になったので良かった」。3番手の山田裕哉も引き込み、司令塔としての役割を果たした。
ここ数場所は番手を回るケースが急増している。自力の柴崎のイメージが強く、本人は歯がゆくないかと思いきや「元々、追走するのは苦手としていないので」と明快な回答があった。
中部地区は浅井康太を頂点とし、ベテラン吉田敏洋や竹内雄作らが上位に君臨するがG戦線ともなるといかんせん駒数が足りない。数々の実績を引っさげ、ラインに貢献してきた天才肌、柴崎の復活が待たれるところ。自力でも番手回りでもどんな形でもいいので、点数を積んでG戦線レギュラーへ返り咲いてほしい。