2021/06/11(金) 18:00 0 1
福井競輪「大阪・関西万博協賛競輪(GIII)」は11日、2日目を迎えた。12Rの二次予選に出走した末木浩二に話を聞いた。
その二次予選は人気に推された高久保雄介-渡辺十夢-澤田義和の近畿ラインや木村幸希らの別線を完璧に封じての逃げ切り。
「今日は先行が決まっていなかったけど勇気を持っていけました」と、初日とは打って変わって最大3.6メートルの風速を計時する風が強い中での先行策を披露。
「このコンディションで、このメンバーで先行で押し切れたのは凄い自信になりました。それに初めて走ったバンクで1着1着の勝ち上がりなので、バンクに対する好相性も感じました」とポジティブなコメントが並ぶ。
今開催は昼は福井G3、夜は松山G3と昼夜リレー開催。初日の松山初日特選の柿澤大貴の豪快捲りはきっちりチェックしていたそうで「柿澤さんの行っている長野のジムに自分も行っているので仲良くさせてもらっています。あの捲りを見て、今日は自分も気合を貰いました。柿澤さんも自分の走りはチェックしていてくれると思うので、この逃げ切りで柿澤さんにエールを送れたと思う」と遠く離れた地からお互いに気持ちは通じ合っている様子。(この原稿が入稿される頃には柿澤の二次予選の結果が出ているはずだが、結果はいかに)
更に「師匠の志村太賀さんからも『今回のメンバーならチャンスがあるんだし、しっかり点数を上げて来い』と指令が出ているので、1班の点数も狙って力を出し切ります」と最後は力強く締め括ってくれた。(アオケイ・渡辺記者)