2023/10/26(木) 19:00 0 2
地元戦に意気込み挑んだ山口は、青柳靖起の打鐘過ぎ4角カマシにピタリと食い下がり2着を確保。3番手の那須久幸が離れてしまったのは残念だったが、地元コンビが圧倒的人気に応えた。
「抜けるかなって感じだったけど思い切り踏み直されたし強かった。アイツ、相当抜かれたくないのか直線でもこっち側に寄ってきたんですよ。それに、走る前には『風邪気味なんです』とか言っていて、完全にだまされた(笑)」と後輩のあらゆるテクニックに翻ろうされた。
差せず2着とも、今シリーズは大師匠にあたる闘将・佐々木昭彦氏の冠杯だけに、おのずと気合が入っている。
「15歳の時、昭彦さんに弟子入りをお願いしに行ったんです。師匠は中山匡男さんですが、中山さんの師匠が昭彦さんなんで。昭彦さんと現役で一緒に走る事ができたのはいい思い出です。ちなみに初連係の時は思い切りチギってしまいましたが(笑)」と大師匠との熱い思い出を振り返り、元気よく大会に打ち込んでいる。(netkeirin特派員)