閉じる

【寛仁親王牌】3冠達成の古性優作「満足したら終わり。もっと上を目指したい」

2023/10/22(日) 18:30 0 66

弥彦競輪場の「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は22日に幕を閉じた。決勝12Rで優勝し、3冠達成した古性優作に話を聞いた。

「もっと強くなりたいしもっと上を目指したい」と話した古性優作

 中団から捲って今年3度目のGI優勝。
「今年1年間で3つも(タイトルを)獲れるとは思っていなかった。自分でもビックリです。(前走の)久留米ではどうしようもなくて、その後に村上義弘さんから乗り方と間合いの取り方など、アドバイスをもらいました。それが自分なりにできたのかなと思います。アップや周回中から乗り方も感覚も良かったので、いけるかもという感覚はあった」

「ただ、決勝は想定外のことが多かった。何も作戦は考えなかったです。後ろになる可能性も大きかったので。犬伏君が押さえに来なかったのも予想外。本当にレースは生き物。瞬時の判断ができたと思うし、冷静に走れたと思う。4日間の中で冷静さ、感じは一番良かった。周回中から感覚が良くて良い感じで踏めていた。後ろの落車は1周回ってから気が付いたくらいに集中もできていました」と古性はレースを振り返った。

 そして、古性はグランプリを制覇しているため、パーフェクトグランドスラム(グランプリを含めたグランドスラム)まで残り2つ。

 そのことに関しては「ここまで来たら達成したいです。歴代で1年間の4冠達成なら史上初ですか? それももちろんできることなら達成したいです。自分はしっかり練習をしている。1回優勝して満足はしていないし、これからもこの気持ちでいきたい。滝沢校長からはダブルグランドスラムを目指せと言われたので(笑)。今のところ2回獲っているのは全日選と宮杯だけですね」。

「今でもだけど、もっと強くなりたいしもっと上を目指したい。今まで以上に脚力や精神力も強くならないといけないですね。毎日、一生懸命やって、意識していきたい。状態が上がってくる前に優勝ができたのは嬉しいし、自信になります。状態や色んなものが噛み合ってGIは取れると思う。勝てる確率を増やすためにもこれから頑張っていきたいですね」と締め括った。(アオケイ・宮本記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票