初日3Rに出走する佐藤友和は12年の弥彦・寛仁親王牌の覇者。11年後の今回は、脇本雄太と町田太我の欠場で繰り上がり出場となった。

「月曜日に(出場の)連絡がありました。月曜になかったら、火曜日も追い込んで練習していたと思うので、1日でも早くて良かった。調整する時間も取れた。思い出の大会ですし、なんとか頑張りたいですね」

　初日は内藤宣彦と北日本2人の番組。佐藤は「自分でやる」とコメントし、内藤は「決めずに」となった。これを受けて、小林潤二が佐藤に付ける。

　佐藤は「どこかの3番手かなと思ってたんですけどね…」と言いながら全レースのメンバー表を眺めた。番手回りが増えた山崎芳仁や菅田壱道も自分で戦う事を発見すると「そっか、そっか」と納得した。

「今回は(北日本の自力が)いっぱいいると思ってたけど、特選や理事長杯に行ってるんですね。ということは、勝ち上がれればもっとチャンスが出てきますね。何着までが二次予選でしたっけ？」

　最後は勝ち上がり方を逆取材。2着までが二次予選A、3〜4着が二次予選B進出と頭にインプットした。勝ち上がり戦で弟子の中野慎詞らと連係するために、まずは4着までに入りたいだろう。(netkeirin特派員)