2023/10/04(水) 06:00 0 2
(公財)JKAは、10月6日から全国(一部地域を除く)で新しいテレビCMを放送する。内容は、競輪・オートレースの売上の一部で社会的課題の解決を目指す補助事業のテーマ「両輪で、明日へ。」を紹介するもの。
新しいCMでは、競輪とオートレースを「後輪」、社会貢献活動である補助事業である「前輪」と位置づける。後輪が原動力となり前輪にエネルギーを与えていることを表現した。
人々が「小さなチャレンジ」を「大きなチェンジ」に変えてゆく日常とともに、両輪で明日へ向かっていく姿勢が描かれている。
イラストは、4作連続で漫画家の高橋しん氏による描き下ろし。未来で活躍するロボットと、東京工業大学、広島大学の研究者と学生の姿を表現した。高橋氏は『いいひと。』『最終兵器彼女』『かなたかける』『雪にツバサ』などの代表作がある。
■『両輪で明日へ』篇
CM概要
・タイトル:『研究活動』篇(30秒・15秒)
・漫画家:高橋しん
・放映:2023年10月6日
・放映地域:全国(一部地域除く)
ストーリー
競輪とオートレースの売上の一部は機械工業の振興や社会福祉などの社会課題の解決に活用されている。今回は、その中でも「研究活動支援」にフォーカスを当てた新CM。
■高橋しん氏プロフィール
北海道出身。1990年デビュー。大学時代は箱根駅伝に出場するなど陸上選手としても活躍。主な作品に『いいひと。』『きみのカケラ』『かなたかける』など。代表作『最終兵器彼女』は2000年代初頭”セカイ系”というジャンルを生み出すほど大ヒットを記録。現在「ビッグコミックスピリッツ」にて『駅伝男子プロジェクト』を連載中
「補助事業CMに携わったことへの想い」
私は絵を描くことしかできない人間ですが、人が人と実際に繋がり、関わり、助け合うことを日常的に努力されているたくさんの方々を尊敬します。小さな絵ですが、そうした方々の想いの手助けに、ほんの少しでも関われたらいいなと感じています。
「作画するにあたり、こだわったこと」
阪神・淡路や東日本や多くの災害をニュースを通して知る以上のことはできていない私ですが、こうして災害に向き合い、力になっていく「光の未来」を創る方々をお伝えすることの、せめてほんの一端を担うことができれば。私なりの未来への想いをイラストに込めました。