前の池田勇人は齊藤竜也に捌かれ後退するなか、内に進路を取り追い上げるように踏み上げ、齊藤をドカしながら突き抜けた。3連単、60万円に迫る大穴配当を演出だ。

「ゴチャついてくれて、自分の得意パターンになった。単独の番手だと伸びないのに。初日に大きくセッティングを換えて臨んだけど、重くて2日目からは元に戻して踏めるようになった。それと神山(雄一郎)さんのアドバイス。乗り方のアドバイスを頂いたら、顔見せからピタッと嵌まって踏めていた。前期は失格2回。落ち込んだときもあったけど、2連続(A級)はまずいですから、これからですね」

　今期も折り返し地点を通過。残り3か月で点数アップを目論む。(アオケイ・伊藤記者)