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【アジア大会】日本勢が金メダル独占! 男子スプリントで太⽥海也、女子マディソンで内野艶和、男子オムニアムで窪木一茂/トラック3日目

2023/09/29(金) 18:00 0 0

男子スプリントで金メダルを獲得した太田海也(中央)/写真提供:日本自転車競技連盟

 初日から日本代表選手の金メダルラッシュが続く、中国・杭州で開催中の「第19回アジア競技大会」。28日に行われた自転車競技トラック3日目は、男子スプリントで太田海也が、女子マディソンで内野艶和と垣⽥真穂が、男子オムニアムで窪木一茂がそれぞれ金メダルを獲得した。

男子スプリント

 準々決勝、準決勝と1本も落とすことなく決勝に駒を進めた太田海也。決勝も、きっちりと2本先取して優勝し、金メダルを獲得した。中野慎詞は準々決勝で敗れ、最終的に6位でレースを終えた。

 コメントは以下の通り。

金メダル 太田海也(岡山・121期/チーム楽天Kドリームス)
 レースの内容自体はあまりいいものではなく、運が味方してくれた部分もありますが、絶対に勝つという自分の気持ちが優勝に繋がったと思います。脚の状態は悪くないので、次のケイリンも勝てるように頑張りたいです。

太田海也(右)/写真提供:日本自転車競技連盟

女子マディソン 金メダル

 内野艶和と垣田真穂のコンビは、全てのスプリント周回でポイントを獲得しながら終始優勢にレースを進める。最終スプリント周回も1位となり、合計50ポイントまでポイントを積み上げて優勝した。

 選手のコメントは以下の通り。

内野艶和(福岡・120期/チーム楽天Kドリームス)
 途中、何度か危ないところもありましたが、それでも落ち着いて切り抜けられたのでよかったです。このまま勢いをつけて、パリ五輪に出場できるように頑張っていきたいと思います。

垣⽥真穂(愛媛/チーム楽天Kドリームス/早稲田大学)
 今日は、内野選手と2回目のコンビだったので、思うように行かないことが多くて悔しい部分もありますが、金メダルを獲得できてホッとしています。

女子マディソンで金メダルを獲得した(左から)垣⽥真穂、内野艶和/写真提供:日本自転車競技連盟
女子マディソン・日本チーム(写真中央の2人)/写真提供:日本自転車競技連盟

男子オムニアム

 窪木一茂は、スクラッチ2位、テンポレース3位、エリミネーション9位、総合暫定4位で最終のポイントレースを迎えた。窪木は終始スプリント周回でポイントに絡む走りをしつつ、さらに2ラップポイントを獲得して逆転で優勝、金メダルを獲得した。

 コメントは以下の通り。

金メダル 窪木一茂(福島・119期/チームブリヂストンサイクリング)
 中国に来る前に熱中症になってしまい、不安な状態でアジア大会に入りましたが、チームパシュートではみんなのおかげで勝てましたし、今日のオムニアムもなんとか優勝できてよかったです。肩の荷が下りてホッとしました。

男子オムニアムで金メダルを獲得した窪木一茂(中央)/写真提供:日本自転車競技連盟
窪木一茂/写真提供:日本自転車競技連盟

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