2023/09/27(水) 18:30 0 30
先日、青森で行われた「第39回共同通信社杯」は決勝に進出したものの深谷知広の巻き返しに屈して惜しくも準優勝。待望の地元ビッグだっただけに壮絶に悔しかったに違いない。
「決勝は落ち着いて走れたし余裕はあったんです。でも踏み出しとかもそうでしたがとにかく冷静さを欠いた。地元戦だったからですかね…。最後まで持たなかったです」
今シリーズはその悔しさをぶつけるためにも急きょ追加を引き受けた。モチベーションを保つためにはレースを走っている方がいいと考えたからだ。
「この先も連戦だし、休む事も考えたけど、1回休んでしまうと気持ちが切れてしまうと思ったから。来たいと思って来た開催ですからいいレースがしたいです」
奇しくも初日特選には青森で辛酸をなめさせられた深谷が参戦している。賞金ランキングでは8位(新山は9位)に位置おり、当面のライバルと言っていい。
「賞金面は気になりますね。追加を受けたのもそれがありましたから」
もちろんGIタイトルを獲得して12月の立川「KEIRINグランプリ2023」に出場するのがベストだが、この時期となっては賞金面での出場も視野に入れなければならず、この先は1円でも多く積み上げていく必要がある。
まずは特選12R、佐藤慎太郎の献身的援護を頼りにさっそうと風を切る。(netkeirin特派員)