9月26日、松阪競輪場で行われた蒲生氏郷杯王座競輪(GIII・最終日)の決勝は、捲った郡司浩平(33歳・神奈川=99期)が1着、郡司と即席ラインを組んだ岩津裕介(41歳・岡山=87期)が2着、岩津をマークした坂本修一(35歳・岡山=99期)が3着に入った。3連単は②-⑤-⑥で7,520円という配当だった。

　レースは斬って斬っての流れの中、打鐘でかました菅田壱道(37歳・宮城=91期)が主導権を取る展開。3番手の山田庸平(35歳・佐賀=94期)は口が開き、北日本2車で後続を突き放していく。郡司は5番手で最終周回に入り前と差があったが、バックで一気に差を詰めると、番手から出た新田祐大(37歳・福島=90期)を乗り超えて3角では先頭。そのまま即席ラインを組んだ岡山勢を連れ込んで優勝を果たした。GIIIは8月の富山以来、今年4度目の優勝。