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【蒲生氏郷杯王座競輪】今節のレース展望!

2023/09/20(水) 19:00 1 64

松坂競輪場の「開設73周年記念・蒲生氏郷杯王座競輪(GIII)」は23日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
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 S班のメンバーは負傷者が続出しているが、今節のS班のメンバーは最初から新田祐大郡司浩平の2人だけ。

新田祐大
郡司浩平

 この2人が中心となり、他に実質的にS班と言える山口拳矢山田庸平、地元のドン・浅井康太が参戦する。

山口拳矢
山田庸平
浅井康太

 現状、賞金順位は新田祐大が11位、郡司浩平が14位、山田庸平が12位、浅井康太が18位と、全員が賞金の上積みに必死。

 新田祐大が使える自力選手は高橋晋也菅田壱道。これでは基本的に自分でやるレースになりそう。

 郡司浩平松井宏佑の落車欠場が痛く、野口裕史では、ピンチヒッターとして心許ない。両者共に青森共同通信社杯で決勝進出に失敗しており、どこまで状態をアップさせているかだ。

 四日市が所属の浅井康太だが、地元戦に変わりはない。山口拳矢の仕掛け次第になるが、この記念は2度優勝の実績。俺の庭であるし、地元の牙城を守りたい。

 他に地元からはこの大会強い柴崎淳、ホームの皿屋豊が普段以上にハッスルする。

皿屋豊

 中四国は意外性のある隅田洋介岩津裕介の岡山コンビ。石原颯が勝ち上がれば、中四国ラインが形成され、2段駆けの作戦も十分。

 九州は松本秀之介岩谷拓磨が先導役で追い込み陣が山田庸平小川勇介。参加メンバーで競走得点がトップなのは山田庸平だし、ある意味、シリーズリーダーと言える。

 2班の注目はマーク屋の佐々木龍、パワーアップしている久田裕也、地元の西村光太で準決までは勝ち上がれる勢いがある。

久田裕也

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