閉じる

【共同通信社杯】嘉永泰斗、最後方からの弾丸まくりで快勝「手ごたえはありました」

2023/09/17(日) 19:00 0 8

青森競輪場共同通信社杯(GII)」は17日、3日目を開催。18日、最終日の決勝11Rに挑む嘉永泰斗に話を聞いた。
▶出走表はこちら

「上がりタイムはああ、そうかって感じでした」と話した嘉永泰斗

 準決11Rは単騎で挑むと、最終ホームではまさかの最後方9番手。先頭では北井佑季がこれでもかとピッチを上げ一本棒となり絶体絶命のピンチに置かれたが、焦らず騒がずいたってクールに、1センターから弾丸まくりを打ち込んだ。

 1車、1車とじわじわ飲み込むスピードと勢いは破壊力抜群で、瞬く間に先頭に躍り出て2着の南修二を4分の3車輪引き離す圧巻の快勝劇だった。ちなみに上がりタイムは10秒7。

「上がりタイムはああ、そうかって感じでした。あまり気にならなかったけどいける、手ごたえはありました。まずは決勝に乗れて良かった」と3月別府GII「ウィナーズカップ」以来のビッグファイナルを喜んだ。

 前回の決勝は地元地区で、しかも初めてのビッグ決勝とあって自分の力を出し切れずに終わった。「あの時は雰囲気に完全に飲み込まれていましたね。今は大きなレースをいろいろと経験したし、落ち着いて走れそうです」と気持ち穏やかに挑めそうだ。

 8月には西武園GI「第66回オールスター競輪」で同期の眞杉匠が初のGIタイトルを獲得した。同期だが1歳年下である後輩のVは大きな刺激となり、嘉永にとってもいいモチベーションになっているはず。

「しっかり獲りに行きたい!」と九州から飛びだしたニューエースは、力を込めて待望のGII制覇に意欲を示した。(netkeirin特派員)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票