2023/09/16(土) 19:30 0 17
メンバー構成上、単騎での戦いも予想されたが、稲川翔が番手に名乗りを上げたことでラインができた。戦法上、味方の多い方がより持ち味を発揮できる新山だけに、相当ありがたかったはずだ。
そんな稲川の期待に応えるかのように、レースでは得意の突っ張り先行を敢行。松岡辰泰に出られてしまったが、落ち着き払いまくりに構えて戦局を乗り切った。
「前が取れたら、突っ張れるだけ突っ張ろうと思っていました。でも、1回突っ張ったあとに呼吸を置いてしまい、そこを出られてしまった。うまく合わせられませんでした。まくりになったけどもう少しスパッとまくりたかった」とやや反省モードだった。
だが、多少のミスは想定内。
「体と自転車はだいぶいいので。レースの内容さえ修正できれば戦えます」と多少、心持ちは身軽といったところ。
「地元で決勝に何としても乗りたい。決勝に乗らないと優勝も無いですから!」と更なる気合を込めて、正念場となる3日目、準決12Rへ挑む。(netkeirin特派員)