初日の一次予選は渡邉雄太に前を託して8着。オール予選とあって勝ち上がりを逃し、2日目にしてまさかの敗者戦回りとなった。ここは自ら動く番組だったが、さらりとまくりを決めて佐々木龍とワンツー。寸前で佐々木に抜かれてしまったがしっかりと同県、同級生コンビで決めるところは決められた。

　だが「(打鐘4角から)カマすつもりが前に合わされる感じもあって行かなかった。もう少しキレがあれば、横に並んでから乗り越えられる感じもあったが、それが無かったので自分でもウ〜ン？ って感じでした。初速のスピードが上がり切るまでの初速が無かったです」と課題もある様子。

　8月西武園オールスター競輪(GI)で落車をしており前回の8月松戸記念(GIII)は途中欠場。ここ数場所は本来の動きと比べて物足りない印象がある。

「体か自転車か？ 体でしょうね。自力で戦ってこれが今の現状でした。今できる状態のピークに持っていき、残り2日で立て直したい」と再浮上を目指して四苦八苦している。(netkeirin特派員)