2023/09/16(土) 14:45 0 11
青森が誇る“超良血”の坂本貴史が初の地元ビッグで準決勝進出を決めた。
「地元とか関係なく、ビッグレース(の勝ち上がり)で1着を取れたことがうれしいです!」と二予B快勝を喜んだ。
地元応援団をはじめとした大声援が坂本の背中を押したように思われたが、「松本(貴治)君、(窓場)千加頼君、太田(竜馬)君、(山崎)賢人君への声援がすごくて、自分への応援はそんなに…。地元じゃないみたいでした(笑)」と意外な答えが返ってきた。
それでも地の利は間違いなくある。
「自分は地元とかあまり気にしないし、この前も(父の冠大会である)勉カップを普段通りの気持ちで走れたので。ただ(今回は)見えない力が働いているのかもしれません」
念願のビッグ初決勝まであと一歩。
それでも「今は大きな目標を立てず、常に進化できるように、って考えています。昨日より今日って(進化)できたと思うし、今日より明日また進化できれば。目の前のレースを頑張るだけです」と、あくまでも気負うことはない。平常心で待望の決勝きっぷをつかみ取りに行く。(netkeirin特派員)