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【競輪ルーキーシリーズ】松本ちひろ 父から学んだコツコツ努力する大切さ

2021/06/05(土) 21:01 0 2

今年3月に競輪養成所を卒業した119回生、120回生によって争われる「競輪ルーキーシリーズ2021(FII)」。最終戦となる和歌山シリーズ2日目を5着で終えた松本ちひろに話を聞いた。

家で飼っている猫と遊んでいる時が癒しタイム

 元競輪選手の父(松本篤浩・68期)の姿を見て、ガールズレーサーの道を歩み始めた松本ちひろ

「父はそこまで強い選手ではなかったんですが、家でずっと練習しているのを幼い頃から見てきました。25年間、現役選手として走り続けたのは凄い事。プロとしてもちろん結果は大事ですが、頑張り続ける大事さを教えてもらいました」と語る。

 父から養成所時代は頻繁にアドバイスがあったが、卒業後は回数も減ったという。ただ、そのアドバイスは的確なようだ。

「『脚がなくて自信がないのはわかるけど、着に捉われず迷わず思い切って仕掛けた方が良いよ』と言われます。今日もそうですね…本多さんの後ろに付けて1センターから踏み上げる予定が、内に山口さんがいたことで浮いて、躊躇している間に強い選手に来られました」

 13年間サッカーに打ち込み、U13-14女子日本代表や全国高校総体優勝など実績を残した松本。ルーキーシリーズは8戦して確定板1回と苦戦しているが、サッカー選手として鍛えられた持久力、「併走されても気にならない」という度胸や体幹は、経験を積んでいけば自転車にも活きるはず。発展途上のガールズレーサーとして長い目で見守っていきたい。(netkeirin編集部)

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