アプリ限定 2023/08/19(土) 22:50 0 11
まずは過去3年のGI決勝成績を比較してみよう。
この3年で最も多くGI決勝に乗っているのは、古性優作の11回。次点が平原康多の9回だ。
過去3年のGI決勝成績
選手名 | 回数 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|
平原康多 | 9 | 11.1% | 22.2% | 22.2% |
犬伏湧也 | 1 | 0% | 0% | 0% |
山田庸平 | 4 | 0% | 25.0% | 25.0% |
吉田拓矢 | 4 | 25.0% | 50.0% | 50.0% |
古性優作 | 11 | 45.5% | 45.5% | 45.5% |
武藤龍生 | 1 | 0% | 0% | 0% |
清水裕友 | 5 | 0% | 20.0% | 20.0% |
松本貴治 | 0 | 0% | 0% | 0% |
眞杉匠 | 2 | 0% | 0% | 0% |
9名のうち直近3年でタイトルを獲っているのは古性優作と平原康多、吉田拓矢の3人。勝率は古性が圧倒的で実に5度のタイトルを誇るが、優勝以外はすべて着外という極端な成績である。
次に19日に発表されたコメントをもとに、各選手の位置別成績を表にまとめた。
決勝の並びは眞杉匠が吉田拓矢の番手回りとなるサプライズ。初タイトルのチャンスが巡ってきた眞杉だが、今開催でも準決勝で吉田有希の番手から1着、FI開催でも番手を回る機会は増えつつある。
眞杉の番手成績は7戦6勝、3着が1回とかなりの好成績。ただしGI決勝ではまだ連に絡んだことはなく、もちろん番手回りは初めてだ。
過去3年の位置別成績
選手名 | 位置 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|
平原康多 | 3番手 以降 | 40.0% | 53.3% | 80.0% |
犬伏湧也 | 先頭 | 55.1% | 69.5% | 74.3% |
山田庸平 | 番手 | 48.0% | 55.1% | 64.3% |
吉田拓矢 | 先頭 | 28.8% | 43.9% | 57.1% |
古性優作 | 単騎 | 27.3% | 63.6% | 72.7% |
武藤龍生 | 3番手 以降 | 9.3% | 27.8% | 50.0% |
清水裕友 | 先頭 | 23.5% | 40.6% | 50.8% |
松本貴治 | 番手 | 31.2% | 50.0% | 62.5% |
眞杉匠 | 番手 | 85.7% | 85.7% | 100.0% |
ほかに好位置を得ているのが犬伏湧也の番手・松本貴治。番手成績は16戦5勝で、3連対率が60%超えとそこそこで、データ上では清水裕友の番手を得た山田庸平にやや劣るくらいの数字を挙げている。
ちなみに四国勢と別線を選択し、自力で戦う清水裕友の番手成績は下記のとおり。参考までに…。
選手名 | 位置 | 勝率 | 2連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|---|
清水裕友 | 番手 | 44.7% | 65.8% | 71.1% |
いかがだろうか? いよいよ20日、グランプリ切符を手にする選手が決まる。競輪ファンの方はもちろんのこと、初心者の方もぜひ気になる選手から車券を買ってみてほしい。