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【競輪ルーキーシリーズ】川路遥香 思いの詰まったピンクフレームで恩返し走を誓う

2021/06/05(土) 11:00 0 4

今年3月に競輪養成所を卒業した119回生、120回生によって争われる「競輪ルーキーシリーズ2021(FII)」。最終戦となる和歌山シリーズ初戦を6着で終えた川路遥香に4日、話を聞いた。

支えてくれた周りの人に感謝して走りたいと語る川路遥香

 プレデビュー初戦の静岡では開催2日目に落車した川路。「右腕を捻挫しましたが回復しました。練習は問題なく出来ていますが、怪我で休んでいた分、練習量が他の人よりも少なくなって…」。続く地元の大宮で行われた開催では、最終日の一般戦で初の確定板。「1着を取れず悔しいですが、思い切って仕掛けられたので自分としては納得のレース」と、少しずつではあるが状態は上向いてきているようだ。

 そんな川路が乗る自転車のフレームカラーはピンク。ガールズ選手でもピンクのフレームは意外と少ない。

小林莉子さんを介して2019年に引退された山口菜津子さんのフレームを安く譲ってもらったんです。周りの人からは、目立つし、可愛いねと言ってもらえる事が多いので、嬉しいし気に入っています。まだ、山口さんとも小林さんともお会いしたことはないんですが(苦笑)、本当に感謝しています」。

 今開催のテーマは「最後まで走り抜くこと」。初日は7番車が影響し、ポジションを取れず最終バックでは前と離れてしまったが、4コーナーではインを突くレースを見せた。2日目以降も思いの詰まったピンクフレームで、1つでも上の着順を狙う。(netkeirin編集部)

競泳から競輪への転向で自転車競技歴もないことからフレーム探しには苦労した

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