2023/08/10(木) 09:45 0 5
号砲が鳴り前で受けると、上昇してきた佐々木綾を受けること無くその場を譲らなかった。そこから、坂口楓華のカマシに合わせて踏み上げたがスピードが違い飛び付けず。
成す術なく終わった6着に「長い距離を踏む人なら入れて付いて行こうと思いましたが、来なかったのでもう自分が頑張らないとと思って。スピードを立ち上げたけど半端だったし手遅れで、もう坂口さんが来ていました。何もできなかったですね…。こんなレースをしていてはお姉ちゃんに怒られる…」と反省の弁が口をつく。「お姉ちゃん」とは112期の吉村早耶香のこと。姉を追ってガールズケイリン入りしただけに美有紀にとっては大きな目標であり師匠みたいなものだ。
「練習はいつも2人でしています。日曜日だけ師匠(村本大輔氏)がバイク誘導をしてくれますが、いつも吸収できていないから、そのたびにお姉ちゃんに怒られています(苦笑)」
さらに「お姉ちゃんは今、京王閣を走っています。帰って結果を見られたらどうしよう…」と姉の指導に戦々恐々としているが、インナーを見ると「112期」の文字が。ちゃっかり姉のインナーを着用し、一心同体のつもりで力に変えている。
「姉が憑依? すればいいですね(笑)。お姉ちゃんを背負って走ります(笑)」と偉大な姉に精いっぱい甘えた。
前回、いわき平の最終日にも風を切るなど前々に攻める気持ちは強いだけに、あとはひたすら結果を追求していく。(netkeirin特派員)