2023/07/24(月) 10:00 0 4
22日から福井競輪場で開催している「不死鳥杯(GIII)」は24日に3日目を開催。ミープロの斉藤雅子が準決勝3レースの注目選手を紹介します。
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netkeirinをご覧の皆さま、こんにちは!ミープロの斉藤雅子です。
今回は福井記念不死鳥杯の予想を担当します。今年のメインビジュアルポスターは皆さんご覧になりましたか? 昨年も「謎の美少女」が話題になりましたが、今年のモデルはなんと、福井所属、ガールズグランプリ2022を制した柳原真緒選手です! 普段のショートカットとはイメージの違う姿に柳原選手だと気がつかなかった人も多いのでは?
そして、福井記念の主役と言えば、地元脇本雄太選手!
昨年の福井記念では、準決勝が大雨のためガラポン決戦になってしまい、なんと優勝候補の脇本選手は準決勝敗退。6度目の地元記念優勝を逃しました。私は昨年も福井記念の準決勝の予想を担当していたのですが、私の予想もお蔵入り。
今年はバンク内に溜池も作られ、豪雨対策もバッチリですし、お天気も良さそうなので、現地観戦の方は熱中症にも気をつけて楽しんでくださいね。
福井競輪場のバンクは周長距離400メートル。見なし直線は52.8メートル。日本競輪学校(日本競輪選手養成所)にあるバンクをモデルにして作られているため400mバンクの中でもクセがなく、特徴がないのが特徴と言われています。
決まり手も先行、追い込みタイプ共にそれぞれ均等で実力勝負が求められるコースです。
【10R 15時20分発走】
前検インタビューで、決勝で兄(脇本雄太)と一緒に走るのが目標と話した脇本勇希選手は藤井栄二選手と支部長、鷲田幸司選手を率いて、自力勝負です。
連日バックを取って番手の選手を1着に導いている渡邉一成選手は二次予選に続いて佐藤慎太郎選手との連係になります。その渡邉選手とどちらが先行するかが気になる松井宏佑選手は前走サマーナイトで決勝3着、その前のFIも2連続Vと好調が続いており、今年に入ってからずっと安定した走りを見せています。
佐々木豪選手と脇本選手は位置を取って先捲りが決まれば◎、躊躇していると福島ライン、神奈川ラインで簡単に決まってしまうかも。
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【11R 15時54分発走】
地元勢を連れて早めに仕掛けていきそうな古性優作選手がやはり本命です。が、本調子では無さそうな古性選手、自力ある番手、小森貴大選手とのゴール前勝負も期待です。
S班返り咲きを狙う清水裕友選手と吉田拓矢選手が率いる、中・四国ラインと茨城ラインも油断できません。
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【12R 16時30分発走】
6度目の地元記念Vがかかる脇本選手。連係するのは、ピンピンで勝ち上がっている稲毛健太選手と、2次予選でもしっかり追走してワンツーを決めた岡崎智哉選手です。
九州ラインを後方に置いて、脇本選手が先行する展開になればライン決着も見込めそうだが、北津留翼選手と山田庸平選手の九州ラインが先捲り、脇本選手は7番手から捲る展開になると脇本選手だけ抜けて、後ろは混戦となりそう。北津留選手が先行すれば、番手、山田選手が絶好でしょう。
今節、厳しいレースを巧く勝ち上がってきている荻原尚人選手も縦足良く、このレースのダークホース的な存在に。
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