2021/05/31(月) 14:00 0 3
山田圭二は愛知支部の選手会の支部長。前任の一丸安貴を支えての副支部長からの昇格。「副支部長の時は、ある程度、吠えたり自分の好きにやらせてもらった。一丸は懐の大きな男だったので。もしかしたら自分はトップの器ではないし、ナンバー2が向いているのかも。それで、菅総理大臣と呼ばれています(笑)」。
一丸支部長は人格者であり、愛知支部のファンサービスは日本一と呼ばれ、各支部がイベント等で参考にしていた。「一丸時代の良いところを継承しながら、更にメディアへの露出を増やしたいと思っている。今はコロナ禍の巣ごもり生活で売り上げはバブル状態。それを一過性のものにしてはいけないし、あぐらをかいていてはいけない。競輪の良いところは“人間ドラマ”。それがあるから、じいちゃん、ばあちゃんになっても競輪ファンでいてくれると思う」。
ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』が長く続いたのは人情味あふれるストーリーだからだ。競輪の人間模様はさらにドラマチック。山田支部長みたいな考えの持ち主が多ければ、競輪界はあと30年は安泰だ!(町田洋一)