2023/07/03(月) 19:30 0 3
比佐宝太は準決勝ではカマシ逃げ。3番手に入った石田拓真に抜かれはしたが2着で勝ち上がった。
「斬って斬って下がってドンのつもりでいました。人任せのレースになったのは反省ですけどね。運がよかったです。初日の走りには思うところがあったので、先輩の飯野(祐太)さんや石川(恭規)さんらに『重心移動がよくないから、前に体重をかけて踏んでみろ』とアドバイスをいただいた。その通りに走ったらスムーズに自転車が流れてくれた」と話してくれた。
同じく準決勝の5Rでは邊見光輝も突っ張り先行から2着で決勝に勝ち上がってきた。「地元の栗林さんも付いていたし、やる事をやりました」と振り返る。
決勝は年が1つ上の比佐宝太の方から邊見光輝に対して「自分が前でやりたい」と言って東北勢は比佐宝太-邊見光輝-栗林巧の並びに落ち着いた。別線は石田拓真- 富永益生・北川大五郎-飯尾主税で3対2対2のスタイル。
先頭となった比佐宝太は「邊見君は(練習バンクが)泉崎なので、本当に初めての連係になりますね。今回は1・2班戦の1本目だし、番手を回るようなレースはしたくない。それに悔いも残したくないんです。だからスタートを取ってもらって思い切ったレースをするつもり」。
番手を回る邊見光輝は「番手を回るのは選手になって初めて。超ドキドキします。先輩を番手まくりというのはどうなんでしょうか…。でも、地元の栗林さんもいますから」と締め括ってくれた。(アオケイ・忍足記者)