2023/07/02(日) 18:15 0 61
前橋競輪場の「開設73周年記念・三山王冠争奪戦(GIII)」は2日、最終日が終了した。12レースの決勝を走り、2着〜9着の選手の声は以下の通り。(町田洋一)
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2着 佐々木悠葵
別線だから特に話はしていないけど、前を取った時点で眞杉君は突っ張りだと思った。だから、その3番手にいて、緩んだところを行こうと。だけど、古性さんが切って、その後の対応が上手くいかなかった。もっと単調なレースになるかと思ったけど、かなりの混戦になって。自分だけのレースになり、木暮さんと大介さんには申し訳ない。
3着 松本貴治
初手は古性さんの後ろで良いと思った。だけど、あのまま付いていても優勝はない。古性さんの仕掛けを差す脚はないので。眞杉君が流していたので、残り1周だから思い切って行った。踏み出しは最高に良かったけど、バックでスカスカしていた。単騎だけど、夢も見ることができたし、力を出し切ることはできた。
4着 眞杉匠
本当は突っ張りだったけど、古性さんが上手かった。後ろも平原さんでないのが分かったので、流しながらだった。そこを松本さんに行かれた感じです。あとは2センターから上手く走れれば良かったけど、古性さんにスキがなかった。
5着 木暮安由
脚を余して終わった(苦笑)。まあ、こうして関東の後輩が出てきたし、俺も一番良い頃の状態に戻したい。
6着 内藤秀久
古性君に全てやられた感じですね。古性君も前に出て自分らを待っていた感じ。だけど、深谷君も狙える選手だし一撃に賭けたのでしょう。また、中2日で小松島記念があるし、そこでも頑張りたい。
7着 小林大介
ビッグの決勝は競輪の花形のひとつ。その舞台に戻ってこれて正直嬉しい。ここ2年は、神経性のものか、また別の原因かは分からないけど、心臓のドキドキ感に悩まされていた。その不安がなくなり、地元の二次予選で勝つことができて、それが勝利者インタビューでの涙につながった。
8着 平原康多
今回は精神力が試されるシリーズ。佐々木君との接触で、また落ちたかと思った(苦笑)。かなり体重が乗っかかってきたからね。8月の地元西武園オールスターは完璧の状態? そんなには甘くはないけど、少しずつ。
9着 深谷知広
古性君が待っている雰囲気を感じたけど、そこで体が反応しなかった。気持ちの弱さが出ました。