オールスターのファン投票が締め切られた。まだ発表には時間があるが、どういう順位になっているかが楽しみ。男子選手に比べてガールズの選手たちはSNSの使い方が上手いので、昨年までとは違う変動がありそう。

「一昨年は14位でアルテミス賞に出場して3位。昨年は6位だったが、コロナ禍もあり直前欠場や途中欠場で走る事が出来なかった。あまり順位は意識していないし、選んでもらえたら良いなぐらいですよ」。

　毎年、荒川の場合はビューティー枠と呼ばれてきたが、個人的には実力で選ばれていると思っている。自力はないけど3連単要員として欠かせない存在だからだ。

「車券に貢献する事がプロ選手の役目。だから3着までと思って走っているけど今年は未勝利で(苦笑)」。荒川自身のTwitterで「月刊陸上競技」から取材を受けた事を僕も知った。

「陸女として取り上げてもらったけど、競輪の事ばかり話しました。もう陸上をやめて時間が経つのにありがたい話です。これも競輪のPRになればと思って」。

　一部で同じ茨城出身のグラビアアイドルの磯山さやかの“ビジネス茨城弁”が話題になっている。これは日本全国にある変わった建造物・珍地名などを取り上げる某テレビ番組の時だけ茨城弁を使っているという話。ただ荒川は全く茨城弁が出ず、なまりがない。

「選手だって、本当になまっているのは2、3人。茨城はそんなに田舎ではないので(笑)」。勝負強いしガッツもある。ここが人気の所以かもしれない。(町田洋一)