2023/06/30(金) 18:45 0 2
片山と言えば長らく自力を武器にA級戦線を戦ってきたベテランで、今期は初のチャレンジ戦を迎えた。タテ脚はまだまだ健在なだけに1・2班からの降級は意外な感がある。
「(チャレンジ)デビュー戦です(笑)。最近のスピード競輪に対応ができなかったから仕方ない。チャレンジも昔ならタテ脚があれば何とかなったと思うけど、今はみんな自力に付いていくし難しいですよ。中途半端な自力型にはきつい時代(苦笑)」と現状を受け止めた。
ミッドナイトの車番は競走得点の上位者から内枠に入れられる。1・2班から降りたばかりの片山は競走得点を有しており1番車に配置された。
ところが「自分はスタート(取り)がものすごく遅いんです。しかも合地(登汰)君ってスタート『18本』もあるし。2分戦だし前が取れないときつい。ギアを下げて対応するか考えます」と何かと気苦労が絶えない。最終的には3・85ギアに下げて入魂のスタート取りに挑む。(netkeirin特派員)