(公財)JKAは7日から、新しいテレビCMを全国(一部地域除く)で放送開始する。内容は、競輪・オートレースの売上の一部で社会的課題の解決を目指す補助事業のテーマ「両輪で明日へ」を紹介するもの。

　新しいCMでは、競輪とオートレースという競技=「後輪」、社会貢献活動である補助事業=「前輪」と位置付け、後輪が原動力となり前輪にエネルギーを与えていることを表現。「小さなチャレンジ」を「大きなチェンジ」に変えてゆく人々の日常とともに、両輪で明日へ向かっていく姿勢を描いている。

　イラストは昨年に引き続き漫画家・高橋しん氏による描き下ろし。高橋氏は『いいひと。』『最終兵器彼女』『かなたかける』『雪にツバサ』などの代表作がある。

■『両輪で明日へ』篇

CM概要

■タイトル ：『両輪で明日へ』編(30秒・15秒)
■漫画家：高橋しん
■放映：2023年7月7日〜
■放映地域：全国(一部地域除く)

ストーリー

　競輪・オートレースは、売上の一部を機械工業の振興や社会福祉といった、様々な社会課題の解決に役立てられている。今回の新CMは、競輪・オートレースが社会的課題の解決だけでなく、人々の日常の小さなチャレンジも大きなチェンジへ変えていくという補助事業のテーマ「両輪で明日へ」を表現したものとなっている。

■高橋しん氏プロフィール
　北海道出身。1990年デビュー。大学時代は箱根駅伝に出場するなど陸上選手としても活躍。主な作品に『いいひと。』『きみのカケラ』『かなたかける』など。代表作『最終兵器彼女』は2000年代初頭に”セカイ系”というジャンルを生み出すほど大ヒットを記録。現在「ビッグコミックスピリッツ」で『駅伝男子プロジェクト』を連載中。

「補助事業CMに携わったことへの想い」
　私は絵を描くことしかできない人間ですが、人が人と実際に繋がり、関わり、助け合うことを日常的に努力されているたくさんの方々を尊敬します。小さな絵ですが、そうした方々の想いの手助けに、ほんの少しでも関われたらいいなと感じています。

「作画するにあたり、こだわったこと」
　どんな立場の方でも、新しいことに一歩踏みだすのは勇気のいること。でもその勇気の向こう側にしか得られない思いや笑顔があると信じます。その背中を軽く押すような気持ちで、できるだけ明るく鮮やかで、優しい空気が出るように心がけました。