追加参戦の横山尚則は直近4か月の競走得点が110点オーバー。すっかりトップレーサーの一員に名を連ねている。

「たまたまですよ。ウィナーズカップとダービーでうまく着をまとめられたから。実際は106、7点くらいだと思いますよ。でも大きい舞台で結果を残せたのは自信になっていますね。追加は問題ない。頑張ります」

　初日は売り出し中の北井佑季の番手回り。点数上昇の効果は、こういったところにも表れている。久留米では4月の大阪・関西万博協賛競輪に続いて今年2回目のGIII。そのGIIIを制したのは横山のまな弟子の橋本壮史だった。

「弟子に続きたい？ そんなことになったら大変ですね。簡単にはいかないだろうけど、一戦一戦、頑張りたい」

　まずは北井とワンツーを決めて勢いに乗っていきたい。(netkeirin特派員)