2023/06/23(金) 16:45 0 7
今開催は久留米が生んだ名選手、ミスター競輪こと中野浩一氏の冠レース。
「師匠の冠杯ですし、毎年毎年呼んでもらってありがたい。特別競輪を走らなくなってから、今の自分にとっては地元記念が特別みたいなもの。やれる準備はぜんぶしてきました」と、中野氏の弟子である紫原政文がかける思いは誰よりも強くて熱い。
今年55歳を迎えた大ベテランは、今できることを精一杯やっている。来期はA級降級が決定しているが、今期はここで失格さえしなければS級点を確保できる見込みだ。
「S級に居続けないと記念は走れませんからね。あと5年? 60歳ですか(笑)。それぐらい呼んでもらえるように頑張ります」
ベテランの気持ちはまだまだ充実している。5Rは野田源一に身を委ねて一次予選突破を目指す。(netkeirin特派員)