2023/06/18(日) 18:45 0 28
岸和田競輪の「第74回高松宮記念杯競輪(GI)」が18日に最終日を開催した。9R特別優秀を走った山田英明に話を聞いた。
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今シリーズ5走はすべて九州の自力選手が目標に配置された。まだまだ自力でも戦えるが、それだけ九州の若手の躍進が著しいということ。
「出てきましたよね。最初GIに出てきて、まぐれってレースがあっても、最近は本当に力を付けている。みんなで揉まれてGIの脚を付けていくっていう感じ。自分もそうだったから」と、嘉永泰斗を筆頭に着々と力を付ける後輩たちの出現を喜んだ。
その中で「これからは追込として戦法をチェンジしていこうと思うんです。(きっかけは)年齢的なものではなくて、若手がこれだけ多くでてきたから。だから練習方法なり自転車なり考え方なり、磨くところを変えてみます。いいタイミングと思います」と、今後は追込として戦っていくこととした。
もちろん、自分で動くときはやることをする。これもすべて九州地区の発展のためだ。機動型をガードする選手が多ければ多いほどラインは一層、機能する。そのためにも自らが番人役となって彼らを引っ張っていく。
若い頃から特別戦線を戦い抜き、九州地区をけん引してきた山田にとってはまさに適役といえる。(netkeirin特派員)